今年度は「パルシステム千葉NPO助成基金」より助成を受けて、木更津市笹子の当会活動地にて「不法投棄された里山の再生」事業を行っています。

これまで多くの方にご協力いただき、谷に落とされた大量のゴミの大部分を引き上げることができました。12月9日(土)は木更津高専のボランティアさん5名にご協力いただき、タイヤの土を掻き出す作業と、残った細かいゴミを拾い集める作業を行いました。

タイヤは処分業者さんに引き渡す予定です。リサイクルに回せるよう、土を掻き出しました。

タイヤを業者さんへ引き渡すため、一か所にまとめました。

昼食は豚汁とごはん。里山の薪で煮炊きをしました。作業は単調になりがちですが、ボランティアを楽しんでいただけるよう、休憩時間の工夫をしています。

重機では集められない小さなゴミが残っていました。手作業で拾い、袋にまとめました。

2016年3月の時点ではこのような姿でした。

皆様のご協力で、大量に不法投棄されていた場所とは思えないほど、片付きました。ありがとうございました。

しかし、ゴミが谷から引き上げられただけで、最終的に里山からゴミがなくなるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

里山を本来の姿に戻していけるよう、今後もゴミの処分や不法投棄の防止に向けて、活動していきます。